奈良のお漬物





インターホンが鳴る

また インターホンに話しかけているんじゃないかと
ちょっと 焦ったりもしながら
慌てて 玄関に走って行くと 義母がいた

録音はされないと 理解できたのだろうか
インターホンに話しかけてはいなかった



あしたちゃん あのね・・・
なかなか 本題に入らない


おかあさん わたし揚げ物してる


あぁ~揚げ物してるの それは大変・・・
あのね この間ね 奈良のお友達がね
そのお友達って・・・


おかあさん 揚げ物してるの


そうだった そうだった
奈良から お漬物届いたから・・・


お漬物?


そう お漬物


お漬物なら食べる

そう言ったら持って来てくれるかと思ったら・・・



よかったら 取に来てくださいね



あぁ~ 取に行かなきゃいけないのか

奈良って言ってたよね 奈良なら 奈良漬?
奈良漬は苦手だ  失敗したなぁ~


トンカツをあげていた途中
2枚入れて 3枚目を入れようとしたときに
インターホンが鳴ったので
とりあえず 火を止めて 玄関に行ったのだけれど

トンカツは うまく 揚がるはずもなく
いつも 上手にできないのに ますます 悲惨なものになった



がっくりとしていると 彼が帰ってきたので 

そのまま お隣に行って 
お漬物もらってきてよ っと 送り出した


帰ってきた彼の手にあったものは


キムチ



奈良のお漬物で キムチは 想像できなかった
なぜ キムチと言わないのだろうか・・・


彼の話では たくさんのキムチがあったらしい


わたしが取に行かなくてよかった
いったい どれだけ持たされたことか・・・



わたしの思っている お漬物とはだいぶ違う







スポンサーサイト




インターホンが鳴った

あわてて 玄関に行くと 誰もいない・・・


誰だったのだろうと
インターホンを見てみると

義父が何か一生懸命話している


・・・・・


しばらく インターホンの画面を眺めて 
なんとも言えない気持ちになる


わたしにどうしろと???




電話をするかぁ~
携帯を見ると 着信が2回・・・


ふぅ~  嫌味を言われるな



電話をすると 
インターホンに録音しておいたという義父
そして りんごを取りにおいでと言う


いやぁ~ 玄関まで来たのなら
りんご 持って来てくれたらいいのに
っと言えないわたし


花がりんご大好きなので 花のためだと
頑張ってお隣に行く


インターホン
隣についたので 録画されることを知ったのだと思う

でも・・・ 録音されないことは 知らないのだろう
これから インターホンに どれだけ語りかけるのだろうか・・・

そう考えると 気が重くなる


いちお 録音はされないと説明してきたが
話を聞かない人なので・・・ 理解していないだろう




そして 書きながら思う
わたし ここで 悪口いっぱい書いている

わたしって 嘘つきだなぁ~





インターホン





もう1年以上前に インターホンを付け替えると
彼が持って帰ってきた

今 使っているもので
不便を感じたこともなかったので 
そのまま 片づけておいた



彼が あした インターホンどこにある?
前に持って帰ってきたのなら 物置にあるよ


彼は物置に探しに行って
インターホンを付け替えると言う


別に 困らないからこのままでいいよ



最近 毎朝張り込まれてるんだ わかるやろ


もしかして・・・ お隣?

そうばあちゃんが 毎朝インターホン インターホンって
うるさくて


よく聞くと インターホンを付けてほしいと
頼まれたから 新しいのを買ってきたらしい

それから 1年・・・

義母にしては よく 我慢したと思う

そのまま 新しいのを付けてあげればいいのに
わたしたちの方に 最新のものを付けるのだと
家についているインターホンを外して 付け替え

お隣に 家で使っていたものを つけに行った



しばらくすると 外から声がする

とおちゃん どう 見える? どう?

嬉しかったのだろう
インターホンの実験?は しばらく続いた





疑問




ずっと前に

義母が 選挙のとき 
選挙箱に何も入っていないか確かめるために
1番に選挙の投票に行くと言っていた


投票に行って 
投票箱を持って振ってみるのだろうか

そんなことをしたら 叱られるんじゃないだろうか?

義母だから そんなこと おかまいなしなのか
それとも 義母だからと 諦められているのか・・・



そんなことを思いながら 確認はしなかった


そして はじめて知った
一番最初に行った人は 投票箱の中身を確認すると

最初は投票箱はあいていて 何も入っていませんね
っと 確認してから鍵がかけられるらしい・・・


そんなことを 世間話をしているときに知り
義母も 変なことをしてないのだと ホッとした


わたしは 知らないことが多すぎる










彼の娘が来た日

息子が 隣から来て 彼とこそこそしている



彼がめんどくさいなぁ お前も大変やなぁ っと



義父が彼とわたしを呼んで来いといい
義母は 呼んでこなくていいと 言っているらしい


板挟みになった彼の息子は 彼に助けを求めに来た



彼は 缶ビールを持って 
これを一本飲んだら帰る 隣に行くぞ



わたしは 義母が呼んでこなくていい っと言ったことに
やっぱりと思うようになっていた

やっぱり 大切になんて思っていない



数日たって 義母が果物があるから
よかったら 取に来てくだい  と言った

よかったら  なので 
わたしは 取に行かなかった


数日たって 今度は 
果物を食べるのを手伝ってほしいと・・・

あぁ~いつのものだろう・・・ っと気が重かったが

土いじりをしていたので
持って来てもらえると 助かるんだけど

っと言うと 家の中に入って行った


しばらくして プラスチックのかごに
食べかけのぶどうや 果物
豆腐に かぼちゃの煮つけ 
そして しめじ 冷凍しておいてあげたから・・・ っと


冷凍しておいてあげた???


いろいろ 思うことはあるけれど いつものことだし
もんもんと考えるのも 我慢?した(笑)



数日後 アジの南蛮漬けを作ったので
かぼちゃの入っていた タッパに入れて
お隣が寝静まった頃 台所に置いてきた


翌日 彼を送り出して 花と庭?をうろうろしていると
義母がきて

いつも あんな手間のかかるものを作っているの?っと

油で揚げて タレにつけていくだけだよ



すると 家の中に入って行って
さっき お饅頭をもらったから っと 持ってきた

そう 『 さっき 』 というのは 
わたしにとっては とても重要なところ



夕方になって 花に水やりをしていると

さっき 近所の人から頂いた野菜だから 
これを食べて 元気でいてね  大切な人だから っと



確かに 水やりをしているとき 
誰かが お隣に入って行った


できるじゃない

もらってすぐに 持って来てくれる


そうしたら わたしは 嫌な思いしないのに・・・

アジの南蛮漬けの威力だろうか?








 | ホーム |  前のページ»»